キレイへのヒント
! ちょっと待って。その「日焼け止め選び」
「SPFの数値が高ければ高いほどいい。」
「強ければ強いほどいい。」
「SPF50は当たり前。」
そんな考えだけで日焼け止めを選んでいませんか?
日頃、化粧品売り場を見ると、
日焼け止め効果の高いファンデーションがズラーッと並んでいて、
そんな光景からも春の訪れを感じます。
「美肌のためには紫外線防止が大事」
これはもうご存じですよね?
一年中欠かさずしっかりと日焼け止めを使っている、
というお客様もたくさんいらして、
意識の高さに感心してしまいます。
「私は、こういうタイプの日焼け止めを使っているんだけど、
泡洗顔だけで落とせるかな?クレンジングした方がいいかしら?」
というご相談もよくいただきます。
その中で時々気になることが・・・。
「お使いの日焼け止めの容器に、使い方は書かれていますか?
落とす時はどうすればいいか書いてありますか?」と尋ねると、
「今読んでみたら、落ちにくいから専用のクレンジングを
使うようにって書いてある!
紫外線が怖いから、一年通して
日焼け止め指数が高くて落ちにくい日焼け止めを使ってるのよ」とのこと。
これはちょっと心配です。
日焼け止めのSPF・PAという指数は、
大きければ大きいほど紫外線を防御する効果が高いのですが、
その分お肌への負担も大きくなります。
そして汗や皮脂に強い“落ちにくい日焼け止め”を
しっかり落とせる専用のクレンジングは、
洗浄力が高い分お肌のうるおいや皮脂も取り去ってしまいがち。
一年通して毎日使うのは
SPF値10~30・
PA値が+~++
程度の日常生活向けのものを選んでください。
SPF50+など数値が高いものは
海や山にいく日・アウトドアのスポーツをする日・海外旅行の間など
「特にしっかり守らなくちゃ!!」という場合にだけ使うようにしましょう。
そして、最後にもう1つ。
「日焼け止めは一年中。そして毎日!!」
毎日というところがポイントです。
紫外線は曇りの日も雨の日も降り注いでいます。
気象庁のデータによると曇りの日は快晴の日の60%、
雨の日は快晴の日の30%もあるそうですよ!!
油断大敵ですね。