自社農園について - 奄美大島

奄美大島の農園 奄美大島の農園

シェルゥーム農園へようこそ。

悠久の時が流れる南国の島、奄美大島。
鮮烈なブルーの海、神秘性をたたえた深い森。
ときめきと癒しに満ちたこの島の自社農園で
ハーブを栽培し、
シェルゥームの化粧品の
ベースとなる
ハーブウォーター(蒸留水)を
つくっています。皆さまに「奄美大島 シェルゥーム農園」を
ご紹介します。

奄美大島 シェルゥーム農園MAP
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アオノクマタケランの栽培

農園の土づくり

奄美の赤土の大地には、植物の元気な成長に必要な「鉄分」が豊富に含まれています。シェルゥーム農園では、この赤い土に鶏糞を加えています。鶏糞は、有機肥料の中でも特に、「植物の3大栄養素」といわれる窒素・リン酸・カリウムがバランスよく含まれています。
「お肌につけるものも、食べるものと同じように、安心にこだわりたい」「野生の植物のもつ力をそのままいかした商品をつくりたい」という思いから、化学肥料や農薬は使用していません。

農園の土づくり

栽培

宿根草(一度植えると数年間生育と開花を繰り返す植物)であるアオノクマタケラン。地植えして、いったん根をしっかりはった状態になれば、過剰な水やりや追肥をしなくてもグングン元気に育ってくれます。
このアオノクマタケランを、株分け(大きくそだった株を数株に切り分けること)することによって増やしています。
また、株分けにはもう1つ目的があります。一株を小さくすることで、密生しすぎて成長が悪くなることを防げるのです。過保護に面倒をみるのでなく、植物本来の生命力でノビノビ育つ、その環境づくりをすることを大切に考えています。

栽培

手作業で収穫

お客様の肌に使っていただく化粧品のベースとなるアオノクマタケラン。その1茎1茎すべてが、エネルギーに満ちた健やかな状態であるように。機械を使わず、色合いや手触りで「化粧品原料にふさわしい状態か」確認しながら、手作業で刈り取っています。時間のかかる作業ではありますが、シェルゥーム創設以来の、ずっと変わらないポリシーです。

手作業で収穫

アオノクマタケランの蒸留

  • ① ①

    アオノクマタケランを収穫したら、次は断裁作業です。作業に入る前に、再度検品。

  • ② ②

    良質なものを選別したら、葉と茎を分けて、小さく断裁していきます。小さくカットすることにより、その断面から肌に役立つ芳香成分を効率よく抽出できます。

  • ③ ③

    葉や茎をカットしたら、すぐに蒸留を行います。

  • ④ ④

    直径787mm・深さ914mmの蒸留釜に、アオノクマタケランをたっぷり詰め込みます。

  1. ①アオノクマタケランを収穫したら、次は断裁作業です。作業に入る前に、再度検品。
  2. ②良質なものを選別したら、葉と茎を分けて、小さく断裁していきます。小さくカットすることにより、その断面から肌に役立つ芳香成分を効率よく抽出できます。
  3. ③葉や茎をカットしたら、すぐに蒸留を行います。
  4. ④直径787mm・深さ914mmの蒸留釜に、アオノクマタケランをたっぷり詰め込みます。
  • ⑤ ⑤

    ボイラーのスイッチを入れて、蒸気を流します。しばらくすると、アオノクマタケランの芳香成分を含んだ水蒸気が、釜からパイプを通して冷却器に送り出されます。

  • ⑥ ⑥

    芳香成分を含んだ水蒸気が、冷却器で一気に冷やされて液体に戻ったもの(蒸留水)が、三角分離器に流れ込んできます。
    蒸留は長時間続ければ、それだけ大量の芳香蒸留水(ハーブウォーター)をつくることができますが、成分の濃度は落ちて、香りも弱いものになってしまいます。
    シェルゥームでは、1回の蒸留の上限を「芳香蒸留水(ハーブウォーター)80kg」と定め、いつでも変わらぬ品質の芳香蒸留水(ハーブウォーター)で化粧品をつくるよう努めています。

  • ⑦ ⑦

    三角分離器では、芳香蒸留水(ハーブウォーター)と精油が分離されます。アオノクマタケランの精油はとても貴重で、1回の蒸留で3〜5mlほどしか採取できません。

    蒸留釜を洗浄した後に、釜になにも入っていない状態で、1時間空焚きを行います。次回の蒸留に備え、釜だけでなく、すべてのパイプまで清潔な状態に整えます。

  1. ⑤ボイラーのスイッチを入れて、蒸気を流します。しばらくすると、アオノクマタケランの芳香成分を含んだ水蒸気が、釜からパイプを通して冷却器に送り出されます。
  2. ⑥芳香成分を含んだ水蒸気が、冷却器で一気に冷やされて液体に戻ったもの(蒸留水)が、三角分離器に流れ込んできます。
    蒸留は長時間続ければ、それだけ大量の芳香蒸留水(ハーブウォーター)をつくることができますが、成分の濃度は落ちて、香りも弱いものになってしまいます。
    シェルゥームでは、1回の蒸留の上限を「芳香蒸留水(ハーブウォーター)80kg」と定め、いつでも変わらぬ品質の芳香蒸留水(ハーブウォーター)で化粧品をつくるよう努めています。
  3. ⑦三角分離器では、芳香蒸留水(ハーブウォーター)と精油が分離されます。アオノクマタケランの精油はとても貴重で、1回の蒸留で3〜5mlほどしか採取できません。
  4. 蒸留釜を洗浄した後に、釜になにも入っていない状態で、1時間空焚きを行います。次回の蒸留に備え、釜だけでなく、すべてのパイプまで清潔な状態に整えます。

蒸留の仕組み

蒸留の仕組み

蒸留の仕組み

  1. ① 高温の蒸気で植物を蒸す。

    → 高温の蒸気により植物の組織が壊れ、葉や茎に含まれている成分が蒸気の中に溶け込みます。

  2. ② 植物の成分を含んだ蒸気を一気に冷やし液体に戻す。

    → 芳香蒸留水(ハーブウォーター)のできあがり。蒸留水の上に油の層が形成されます。