キレイへのヒント
美肌の大敵「冷え」対策は、毎日のハンドプレスで!
「クリームやオイルを朝晩使っているし、保湿成分の入った下地やファンデーションで守っているし、乾燥対策はバッチリ!!」と思っている方にも、気にしていただきたいことがもう1つあります。
ズバリ、それは「冷え」です。
冬になると肌トラブルが起こりやすくなりますが、その原因は「空気の乾燥」はもちろんですが、「冷え」も大いに影響しているのです。
冷えの悪影響その1【くすみ】
身体が冷えると、血行不良になりがちです。
血行が良いと、酸素をたくさん含んだ明るい色の血液が透けてみえて、肌の色も明るくピンクがかって見えます。
一方、血行不良の時は、血液の色が暗くなり、肌の色も青黒くくすんで、いわゆる『血色が悪い』という状態になってしまいます。
冷えの悪影響その2【乾燥】
肌にはもともと、うるおいを閉じ込めて乾燥を防ぐ『バリア機能』の働きが備わっていますが、肌の温度が低下するとバリア機能も衰えてしまうことがわかっています。
ただでさえ外気が乾燥している冬なのに、冷えることによって、乾燥を防ぐ働きそのものが弱ってしまうのです。
冷えの悪影響その3【ターンオーバーの乱れ】
冷えて血行が悪くなると、身体のすみずみまで水分と栄養を滞りなく届けることができなくなります。
水分不足&栄養不足の肌は、新しい元気な表皮細胞を生み出せなくなり、ターンオーバー周期が乱れてしまいます。すると、肌表面がガサガサ・ゴワゴワしたり、毛穴に角栓ができやすくなったりします。
身体の冷えで悩んでいる女性は多いものですが、健康だけでなく美肌の大敵でもあるんですね。
「冷え」対策として、よく言われているのが、身体を冷やす飲み物や食べ物を避けること、ゆっくりお風呂に入ること、ストレッチで身体を動かすこと等。
こうした習慣を続けるのとともに、スキンケアでもぜひ習慣づけていただきたいことがあります。
それが『つけた後のハンドプレス』。
化粧水・クリーム、オイルなどを顔全体にのばしたら、両手のひらで顔を包み込むようにピタ-ッと密着させて10秒。手のひらを移動してまた10秒。顔全体に行います。
冷えた肌に手のひらを密着させることで、あたためながらスキンケアの水分や美容成分をしっかりなじませることができます。
(指先が冷たいのが気になるかたは、両手のひらを軽くこすりあわせてから行ってくださいね。)
いわば「自分の手のひらを使ったパック」なんです。
このひと手間をいれることで、いつものアイテムを使ったスキンケアでうるおい実感アップ&肌の「冷え」対策もできちゃうので、やらないのはもったいないですね。
ぜひこれを読んだ今日のスキンケアから実践してくださいね。