キレイへのヒント
お肌のコゲ=糖化とは?
こんにちは。美容コンサルタントのひなです。
今日はお肌のコゲ=糖化についてお話します。
身近な糖化現象
・パンが焦げる
・ホットケーキがこんがりと茶色くなる。
このような現象を「糖化」といいます。
身近な糖化現象を簡単な式に当てはめてみると
パンが焦げる=
糖質(小麦粉)+タンパク質(卵)+加熱となります。
食べ物で糖化現象を説明しましたが、
実はお肌にも同じような現象が起こっているのです。
お肌の糖化現象とは糖化=糖+タンパク質+体温となります。
糖化で生成されるAGEs
皮膚の約27%がタンパク質で構成されていると言われています。
そのタンパク質と糖がくっつき体温によって(糖化)、タンパク質が変性します。
タンパク質が変性するとAGEs(Advanced Glycation End Products:終末糖化産物)を生成します。
このAGEsは一度生成されると分解されにくいため、体の中にどんどん蓄積してしまいます。
そして、黄ぐすみ、シワ、たるみといった肌老化をスピードアップさせるのです。
とっても嫌ですよね。
糖化の様々な原因、心当たりはありませんか?
- □甘いお菓子やジュースを多く好む
- □白米、パン、パスタなどの炭水化物を多く好む
- □野菜をあまり食べない
- □つい食べ過ぎてしまう
- □食べるのが早い
- □食事の時に白米から食べ始める
- □運動をあまりしない
- □常に睡眠不足
3つ以上当てはまる方は糖化のダメージを受けている可能性大です!
糖化するとお肌は
- ・AGEsの量が増えることでキメが失われる。
- ・糖化することでターンオーバーが遅くなりお肌が硬くなりごわつく。
- ・コラーゲンやエラスチンがダメージを受けてシワ、たるみになる。
- ・もともと透明だった角質のケラチンや、真皮のコラーゲンに変化が起こり、黄ぐすみになる。
本来、糖は体のエネルギーとしてなくてはならない大切な存在です。
しかし、食生活、運動、加齢によって代謝が遅くなり、エネルギーとして使いきれずに余ってしまった糖がお肌老化の原因になっているのです。
糖化の対策はどのようにしたら良いのか?については、次回お話しますね。
またお会いしましょう。