キレイへのヒント
角質って何?
こんにちは。
美容コンサルタントのひなです。
ジメジメして、暑い日も多くなってきていますね。
本日はみなさまのお肌の表面「角質」についてお話します。
角質のことを、角質層、角層とも呼びますが意味は一緒です。
【皮膚の成り立ち】
私たちの皮膚は一番表面から順番に、表皮・真皮・皮下組織と呼ばれる3つの層から成り立っています。
表皮は約0.2mmの厚みしかありません。
表皮の中に、一番表面から順番に角質層・顆粒層・有棘層・基底層と呼ばれる4つの層から成り立っています。
角質層は表皮の一番上の層で、その厚さは約0.02mm程度です。食品用のラップ程の厚みなので、とても薄い層なのです。
【角質の役割】
核(DNA)を持った角質細胞がレンガのように10~20層ほど重なり合うことで角質は成り立っています。
理想的な角質とは、水分を保つことができる角質細胞の一つ一つの大きさが均一であり、角質細胞同士がしっかりとくっついている状態です。そうすると、バリア機能の役割を十分に果たし、潤いを保ちながら、乾燥や外的刺激、紫外線からお肌を守ることができるのです。
丈夫な家を建てる時に、レンガや瓦は一つ一つ大きさや形は均一で、雨風などを凌げるように、しっかりとセメントでくっつきあっていますよね?
このレンガや瓦のように、お肌を守ってくれるのが角質なのです。
そして、角質が理想的な状態だと、家の中の温度も十分に保つことができます。
【潤いのファーストステップ】
「角質」は約0.02mmという、とても薄い層であるにも関わらず、お肌の潤いを保ち、外的刺激から守るとても大きな役割を担っているのです。
角質の役割を知ることで「少しだけいつもより丁寧に優しくスキンケアしよう。」という気持ちになっていただけたら嬉しいです。
次回は正しい角質ケアについてお話します。
それではまた次回お会いしましょう。