キレイへのヒント
アオノクマタケランでサシェづくり。植物うまれの防虫剤。
アルファピニ28シリーズやカシガレイの処方のベースになっているのが、アオノクマタケランの蒸留水(ハーブウォーター)。
蒸留水には、葉と茎の部分を使っています。
アオノクマタケランは、実の部分は胃の働きを助ける漢方薬や香辛料として、根の部分は胃痛を和らげる漢方薬として、といったように、奄美大島では古くから活用されてきた植物。
葉を細かく切って乾燥させたものをタンスの引き出しにいれておくと、防虫効果があるともいわれています。
シェルゥーム東京オフィスで育てているアオノクマタケランが、寒さに負けず青々と元気な葉をつけてくれていますので、
我々スタッフで「アオノクマタケランのドライハーブ」作りに挑戦してみました。
アオノクマタケランのシュッと細長い葉を細かく切りました。
『風通しのよいところで、なるべく短期間で乾燥させることが大事』ということなので、大きなザルにのせて様子をみます。
5日経過。かなり水分が抜けて、クルンクルンと丸まってきました。
さらに2日ほど乾燥させて・・・。
オーガンジーの小袋に入れます。
βピネンたっぷりのアオノクマタケランではありますが、ドライハーブの香りはそんなには強くありません。
(蒸留している時は、心安らぐ香りが部屋全体にふわーっと広がるのですが。)
そこで、同じく防虫効果があることで知られているラベンダーやカモミールもあわせて入れてみました。
ラベンダーやカモミールの香りにアオノクマタケランの香りが混ざって、穏やかで落ち着いた香りになり、なかなかいい感じです。
心地よい自然の香りを楽しみながら、防虫効果も期待できるのは嬉しいですね。
お客様の健やかな肌づくりに使っていいただいているアルファピニ28やカシガレイ。
スキンケア以外の分野でも、アオノクマタケランを活かしていきたいな、と日々いろいろ実験中です。
良いものができたら、ブログでまたご報告いたしますので、楽しみにしていてくださいね。