キレイへのヒント
お肌のために。知っておいてほしいこと
こんにちは。美容コンサルタントのひなです。
前回は外国人の肌質と肌環境の違いについてお話しました。
宜しければ前回のコラムも併せてお読みください。
https://www.shellwomb.jp/blog/kirei96.html
今回は、化粧品を使うために知っておいてほしいことをお話しします。
【日本で売っている化粧品は外国で購入しても全く同じ?】
日本に売っている化粧品を外国で購入した経験はありませんか?
「パッケージも同じだし、成分も使い方も一緒」と思ってしまいがちですが、同じ製品でも、販売する国によって成分の違いや、配合量、使い方の違いがあることもしばしばです。
外国で化粧品を購入した場合は、必ず二の腕などでパッチテストをし、肌への反応がなければ顔に使うようにしましょう。
【理にかなったスキンケア】
化粧品(特にスキンケア)は、その土地の肌環境やお客様の肌質に合わせた製品を開発し、販売しています。
例えば、アメリカやヨーロッパは、肌環境として水質が硬水であること、そして、角質に厚みがあり、皮脂量が少ない肌質の人が多いです。
そのため、拭き取りタイプの洗顔や化粧水を使用する人が多く、化粧水よりも高機能の美容液やクリームを好む傾向にあります。
高濃度ピーリングも流行っていますが、これは角質に厚みがある肌質のアメリカやヨーロッパの人たちのスキンケア方法としては理にかなっています。
日本のスキンケアも同じです。
日本人の肌質や肌環境などを考え、成分の研究開発、安全性試験にも、とても時間をかけています。
それらの有用性と安全性に加え、官能評価と呼ばれる、色、テクスチャー、香り、ボトルデザインなどを細部にわたってこだわり抜いた化粧品が日本にはたくさんあります。
【化粧品を使うすべての女性のために】
世の中にはたくさんの化粧品があり、目新しいものが発売されるとついあれこれ使ってみたくなります。
肌は千差万別です。だからこそ、トレンドに踊らされることなく、自分の肌質や肌環境を理解し、自分の感覚で肌にも、心にも、体にも、心地良いと感じる化粧品を使い、生活を豊かにしてもらいたい、化粧品に携わるものとしてそう願っています。